NIKKOR Z 28mm f/2.8とNIKKOR Z 40mm f/2は、どちらもニコンZマウントの小型単焦点です。数字上の焦点距離は12mm違うだけですが、FXでは広めのスナップと標準寄り、DXでは標準と中望遠寄りという使い分けになります。本記事はニコン公式仕様に基づく比較で、実写レビューではありません。
アイキャッチは実製品写真・作例ではない概念イラストです。
結論:FXとDXで選び方が変わる
FX機で周囲の風景や街の様子を含めたいなら28mm、人物や料理など被写体をやや大きく切り取りたいなら40mmを起点に考えます。DX機では35mm判換算で28mmが約42mm、40mmが約60mm相当の画角になります。DX機で室内の広さが必要なら、どちらも十分に広いとは限りません。撮影位置から後ろに下がれるかを最初に確認してください。
公式仕様比較
| 項目 | NIKKOR Z 28mm f/2.8 | NIKKOR Z 40mm f/2 |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 28mm | 40mm |
| 開放F値 | f/2.8 | f/2 |
| 最短撮影距離 | 0.19m | 0.29m |
| 最大撮影倍率 | 0.20倍 | 0.17倍 |
| フィルター径 | 52mm | 52mm |
| 最大径×長さ | 約70×43mm | 約70×45.5mm |
| 質量 | 約155g | 約170g |
ニコン公式仕様を2026年10月14日に確認。両方ともFX対応のZマウントレンズです。DX換算は焦点距離の数字が変わるのではなく、写る範囲が約1.5倍相当になるという意味です。価格と在庫は販売店で変わるため、ここでは固定の価格比較をしていません。
28mmを選ぶ理由
FXでは広めの画角で周囲の状況を写し込みやすく、街歩きや旅行の記録に向きます。ニコンの公称最短撮影距離は撮像面から0.19m、最大倍率は0.20倍で、40mmより近づける仕様です。ただし近接時の構図やボケ量は撮影距離・被写体との位置関係に左右されます。画角が広い分、被写体を大きく写したいなら近づく必要があります。
40mmを選ぶ理由
40mmは開放f/2で、28mmのf/2.8より一段明るい設定を選べます。暗所でより速いシャッター速度を確保する、または浅い被写界深度を使う際の選択肢になります。ただし実際の暗所画質やボケの印象を仕様だけで断定することはできません。DX機では約60mm相当の画角となり、室内の集合写真より人物を切り取る用途に寄ります。
購入前の確認リスト
- 所有するZボディがFXかDXかを確認する。
- いつもの撮影場所で、28mmと40mmのどちらの範囲が必要か考える。
- 動画ではカメラのクロップ・電子補正設定による画角変化を確認する。
- どちらも52mmフィルターだが、フードなど付属品と保証条件は別に確認する。
別マウントの例ですが、焦点距離による構図の違いは28mmと50mmの比較も参考になります。価格・在庫・対応機能は購入前にニコン公式と販売店の最新情報を確認しましょう。

